2015年12月23日水曜日

浦安審査リポート…12/23養神館合気道明龍館 吹上@浦安中央武道館

さて、それでは私自身のリポートをいたしましょう。
この日の受験者が非常に多かったことは前回ご報告の通りですが、私の前の組みが終わった時点で4時間越え!
最初は緊張で吐きそうだったのですが、なんだかもうどうでもよくなってきました。
同組の人は面識がない人。受けはよく知っているOGSさん。
位置について構えたら、「えっ⁈」
JUNYAの指がちょっと震えてる…あゝプレッシャーかけちゃってるんだなあと思い、オヤジ世代としてはしっかりしたところを見せないと!と発奮。体の変更は少し力んでしまいました。
規定技は無難に終え、指定技一本目は正面打ち四方投げ。左側のとき、なぜか当身の手を間違える。今迄こんな事はなかったのに。これが審査の魔物か?などと思いながら、2本目は座り技片手持ち三ヶ条抑え2。構えから始めの号令がちょっと開き、「あ、2って言われたのに右半身だった!」と思い足を引いたところで「始め!」。ジュンヤが座りはじめたので座り技じゃん、と安心したのが落とし穴で、なぜか1の方を始めてしまいました。すかさずもう一回お願いし、無難に。あとでビデオを見たらあちらも同じことやっていました。笑える。
3本目は後ろ技両手持ち小手返し1。木曜日にジム先生のクラスでやったぜ!ハイハイ、植芝先生の方ね〜と右はOK。左側、迷いが‼︎一瞬間が空いたもののとりあえず。
4本目は正面突き呼吸投げ。まあこれは迷わず。
終末動作が終わり自由技。
前の組みは短刀取りと後ろ両肩持ち。かなり苦戦していました。
二人取りを見ながら作戦の再確認。

私の自由技一本目は正面横面打ち。まあまあ無難にできましたが、昇段と同じ技しか出ませんでした。ちょっと後悔。
2本目は後ろ両手持ち。ヨシャ、読み通り!は良かったのですが一本目も2本目も若干、いや、結構長い…仕手受にしなかったからかなぁ。
堀田先生からの指摘通り、誘いがなかった。
二人取り。さあ、これで最後。息もそれほど上がっておらず、体力も十分。あとは作戦通り出来るか…
第一波はOK。第三波くらいで技を出し始めたら二人目にも無理して技を出してしまい、自ら窮地に。下がり始めてしまった。何とか立て直そうとしましたが、距離感が悪く横移動に。前に出ようと思いつつ「止め」を聞きました。
終始、割と冷静でしたがやっぱり長いよねえ。。。

そして終了後の安藤先生の講評。
「重心が高い!姿勢が悪い!これが直らないと次は無いぞ!」
ビデオで見直して大納得。無難にこなすことばかりで、思い切りが全くない。歩幅。後ろ足の張り。回転…
これを直すには何か⁈基本動作だ‼︎基本動作をするみたいに技をしろ、と指針をいただきました。
いくら手足で技を覚えても基本動作が技に反映されてなければ、何の意味もない空っぽな技だ、技のクオリティを上げるには基本動作。基本動作ができれば姿勢も変わり、技も変わると。
…この講評はめちゃめちゃ腹に落ちました。押忍。やるぞおおお〜!
因みに前回の講評は「痩せろ」でした…

いつもは辛口な講評の堀田先生からは誘いの事以外は意外にいい講評。三橋先生からは「チョット痩せましたか?絞ったのか、絞られたのかわかりませんが…」と三橋先生らしい一言から始まり前進の摺り足と後ろ足の張りでした。

これを読んでいただいたみなさん、特に初級のみなさんは基本動作の重要性をお分かりいただけたのでは?

それでは上記を踏まえ私の審査の様子をご覧ください。


吹上同好会 さいとう

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