2022年12月31日土曜日

Kazo 12/25 稽古納め

 先週の審査は全員合格でした。

あめでとうございます!!

お疲れ様でした


★少年部

本日は稽古納めでしたので、少年部9-10級から5、6級まで順におさらいしました。

その中で気になるところは、少し時間をかけて行いました。

正座法では、右・左と掛け声がごちゃごちゃにならないよう、また周囲に影響されないように、それぞれ違う向いて行いました。

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前方回転受身では、2グループに分かれて後ろ足がしっかり伸びるように、そのグループのリーダーが指導者になり練習しました。

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それぞれの指導者の考えで行った結果、少し良くなりました ^^) 


基本動作では、足幅をしっかりキープできるようにそれぞれが注意して行いました。

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全員で基本動作連続を行い、

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「正面打ち一ヶ条抑え(二)」で時間になり終了しました。



★一般

基本動作の後、稽古納めでもあるので、趣向を変えて基本技しりとりで稽古しました。


6人参加でしたので、はじめの会員が技名を言って、その技を全員で稽古し、次の順番の会員がその技のどこか合致する技を自分で考えて技名を言い全員で技を行う、その連続で稽古しました。

例えば、「正面打ち一ヶ条抑え(一)」であれば、次の人は「正面打ち」か「一ヶ条抑え」か「(一)」のどれかに合致する技名を考えるという流れです。


実際に行った技は下記の通りです。


正面打ち一ヶ条抑え(一)→正面打ち三ヶ条抑え(一)→横面打ち二ヶ条抑え(一)→横面打ち二ヶ条抑え(二)→横面打ち四か条抑え(二)→片手持ち二ヶ条抑え(二)→横面打ち三ヶ条抑え(二)→正面打ち三ヶ条抑え(二)→正面打ち肘締め(一)→正面打ち一ヶ条抑え(二)→正面打ち小手返し(二)→正面打ち正面入身投げ(一)→片手持ち一ヶ条抑え(一)→片手持ち二ヶ条抑え(一)→片手持ち四方投げ(二)、以上。


最後にかかり稽古で、正面打ち一ヶ条投げ・体変更呼吸投げ・四方投げ・小手返しを行いました。

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皆さま、今年も稽古お疲れ様でした。
どうぞよいお年をお迎えください

ゆく年くる年2022・・・吹上

 今年もついに大晦日。今年も若干落ち着きを取り戻したとはいえ、やはりコロナに翻弄された年でした。個人的にはコロナに罹らなかったのは幸いでしたが、周辺では何人か感染して酷い目に遭われていました。当初の「感染したら最後」みたいな切迫感は無くなりましたが、やはり人によっては辛い症状のようですね。

吹上同好会については閉鎖することもなく、施設も通常通り使用でき(これは鴻巣市に感謝!!です)ました。ただ、コロナに対する警戒感とコロナによる自粛が自然になってしまったような状態でなかなかイベントは言うに及ばず、通常稽古も今ひとつ出席が芳しくなかった感があります。

コロナによる生活習慣の変化が起因しているのか、体調を崩す方も多かったです。私も含め早く体調を回復し元気に合気道をしていきたいですね。

審査については冬の審査で少年参段が誕生、初級だった少年は順調に昇級。一般は全員ある程度昇級・昇段しているので審査を受ける方も慎重でしたが、中学生・高校生の黒帯が誕生しました。明龍館になって若い世代が合気道を継続する伝統が芽生えてきたのはとても素晴らしいと思います。

習い事感覚で始める方もいますし、それは当然ありだと思います。反面、武道として考えると幼い頃から継続することはとても貴重な体験になります。ぜひ頑張って頂きたいと思います。ナイスミドルの一般の方もそろそろ本腰入れて昇級・昇段を目指してみてはいかがでしょう?

年間通して審査稽古の時間は相当に長いので、受験しないことを前提に審査稽古をしていると稽古時間を若干無為にとまで言いませんが漫然と稽古しているように見えます。やはり緊張感というか、本気度が違って見えます。私も含め年々体は動かなくなり、頭は物覚えが悪くなります。出来るだけ受験の予定を前倒しして、出来るうちに受けられるようにしたいですね。

私個人としては今年は居合道・剣術を合気道と並行して稽古をし剣と体術の関連について勉強する年でした。上述したことと関連するのですが、若手のようにバンバン投げられて技を覚えるのは正直体がいうことを聞かない。であればそもそも剣の理合いを活かしたのが合気道ということで源流である剣の方を稽古して自分の合気道の幅と深さを広く深くしていきたいと思いました。

来年は少年部の人数を増やしかつての活気を復活、一般部は白帯の方は茶帯、黒帯の方は有段審査受験に向けたサポートを強化したいと思います。一般については特に審査稽古の方法を従来と変えていきたいと思います。私個人としては剣の方の技量を上げて多少なりとも皆さんへの還元をしていきたいと思います。また昇段審査稽古についても野田の田中会長に触発されたこともあり真剣に考えようかと思います。

それではみなさま、良いお年をお迎えください。新年の稽古は1月7日から通常通り行います。元気な顔でまた稽古に励みましょう!!




齋藤





2022年12月25日日曜日

kaeshi waza in Nagareyama

Big movements in the small Nagareyama dojo. We practiced shomen uchi ikkajo osae ni, shomen uchi shomen iriminage ni, shomen iriminage → ikkajo kaeshi waza.

kaeshi waza is not about winning by reversing a technique on your partner. It is a great way to improve your technique by checking for faults. If all is done correct, applying kaeshi waza should be difficult. If there are holes in your technique, return (kaeshi) to the basic form and repair them.

 

Last class of 2022 in Kasukabe

Yesterday was the last class of 2022 at the Kasukabe Budokan. We also had a few visitors from both the Noda and Saitama clubs.

After warm-ups, ukemi and kihon dosa renzoku(today`s point was the angle of the front front), we went straight into reviewing basic techniques.

ryote mochi shihonage ichi, suwari waza katate mochi nikajo osae ni, yokomen uchi ikkajo osae ni, shomen uchi yonkajo osae ni, katate mochi sokumen iriminage ni, ryote mochi tenchinage ni

For the last 5 minutes or so we played around with breaking different grips. It was a fun an energetic class to finish off the year.


A couple of the kids got their new belts today. It has been a tough year for these guys, but they both worked hard through school, other activities and numerous injuries to earn the rank of 6th kyu. Congratulations!

The prior month has been test training, and last week were the tests, so today we decided to do something different and spice things up.

jotori jiyu-waza

Worked on different ukemi, a few cool techniques, then finished with a mini demonstration.



Next Kasukabe class will be held on Saturday, January 7th. Two weeks off to relax and recharge. See you in the new year. Happy holidays!
 

2022年12月24日土曜日

審査、お疲れ様でした・・・吹上

 西日本や日本海側は未曾有の大雪に見舞われそうだとの予報が出ています。関東平野部でも油断は出来ないようで所によっては雪になるようです。

そのようなわけで今年は生まれて初めてスタッドレスタイヤを購入してみました。本当に夏タイヤより雪道やアイスバーンに効くのか興味津々です。


21日はスケジュールを調整して個人的に春日部でジム先生の武器技クラスに参加してきました。前半は杖で31の杖と各ポイントの打ち方、突き方をおさらいしました。後半は剣でまず八方斬り。結構忘れてますね。八方切りをするの一体いつぶりでしょうか?その後は剣術型の前回のおさらいと続きを稽古。型の稽古はまずどう言う理合なのかイメージを掴めないと、ただがむしゃらにやるだけになるし、ただ覚えるだけの作業になりますのですごく厳しいですね。わからなかければそれでお終い、なのでかなり真剣です。

本日12/24は今年最後の稽古でした。いつもとは趣を変え最初の1時間は護身技、次の1時間は杖、剣を使った操体法と剣取りのイメージ作りを行いました。

護身技の時間では子供が多かったのですが、大人に混じって小1、小2も大奮闘。養神館の技を覚えていないのが幸いしたのか、意外と言っては失礼ですが飲み込みは早かったですね。逆に大人や少年部の上級者はどうしても養神館の型に囚われてしまい護身技のような応用編というか、基本から外れるというか、音楽で言うと半音の上げ下げに抵抗を感じてしまうようです。ぜひ頭も体も柔らかく!

後半は杖の突き方、操体法と言うことで上段打ちからの突きを左右連続で行いました。左右の手足がそれぞれ同じ皮を動かす感覚は皆さん、問題ないようですが、杖に触れる時間がこの数年あまりにも短かったので扱い方で混乱してしまいましたね。追い追い扱い方には慣れていくとして後ろ足を出しながら同じ側の手が前に来て打つことだけを覚えていただければ御の字です。

最後の稽古の割には吹上からの出席がイマイチで残念でしたが、体調をぜひ回復いただき新年にはどうぞ元気な姿を見せて頂きたいものです。






齋藤

2022年12月21日水曜日

Kazo Winter tests 12/18

 本日は少年部・一般共に冬の審査が行われました。


★少年部

少年8~9級、7級、3~4級の審査を行いました。

みんな寒い中頑張りました!!

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★一般

6~8級、5級の審査を行いました。

受験者の皆さん、集中して良い審査内容であったと講評がありました✨


審査結果は1週間後に発表致します。

posted by 加須同好会 at 16:5

2022年12月19日月曜日

Meiryukan Kawagoe 12/18

Today in Kawagoe, for the first half we worked on 3rd control. yokomen uchi sankajo osae ni, suwari waza shomen uchi sankajo osae ni. Focus was on the cutting down timing in relation to the step back. As well we went into some detail on the proper grip and wrist control. For the second half we played with throwing techniques. Inside and outside turning movements conbined for both ikkajo and tai henko kokyunage.
 

2022年12月18日日曜日

12/17春日部同好会

 あっという間に12月。今年もあと僅かになってきました。

道場の畳が冷たく、足の裏が痛くなる時期ですね~

寒さに負けないように体を動かして頑張りましょう!!

12/17(土)は少年部1名、一般部2名の冬の審査①がありました。

皆さんよく練習され、とても良い審査だったと思います。





春日部同好会の審査はまだ22日にありますので、受験者の方は自宅でも練習してください。

今年最後の審査、みんなで合格できるといいですね!!

2022年12月14日水曜日

習慣・・・吹上

 現金なものでサッカーW杯も我が日本チームが敗退してしまうと、もはや過去のこととして話題に上ることの方が多くなりました。三笘選手はあの折り返しはラインを割っていたと思っていたとか、秘話、裏話が巷を賑わせています。

また、昨晩は「モンスター」井上尚弥がバンタム級世界四団体統一を果たしました!インターネットで中継を見ていましたが、ノーガードどころか両手を後ろに組んで相手の打ち込みを誘う胆力の太さに驚愕しました。次回からは階級を上げるそうですが頑張っていただきたいものです。

ところで、さる古武道の先生から伝え聞いたお話で印象深かったものがありましたのでご紹介いたします。

昔々、日本がまだ江戸という時代だった頃、ある所に手裏剣の達人がいらっしゃいました。そのお方は毎日決まった時間に手裏剣の稽古をされていたのだそうです。それこそ毎日、雨が降っても、槍が降っても、です。

然し寄る年波には勝てず、床に臥せる日が多くなってしまったそうです。それでもお付きの人にかかえられながらも、稽古をしていたそうです。

ただ、投げる本数は日に日に少なくなってきて、病状も悪化するばかり。

お付きの人もすっかり諦め今日か、明日かという状況。

でもこの先生はただものではない。稽古の時間に病床からお付きの人を呼び、稽古場に運んでもらいただ一投、手裏剣を投げ力なく的に当たったそうで満足そうにされた先生はまた床に横になりただひと言、「XXXXXX(先生のお名前)、今生の稽古、これにて終了」と仰り生きを引き取ったそうです。

自分の寿命を悟った(とされる)もと新撰組の斎藤一が自宅床間で正座をして事切れていた、と言うエピソードもすごいなと思いましたが。。。

なくなるその日、その瞬間まで稽古をし続ける、本当の習慣とはこういうことなのだろうなと感銘を受けました。

自分には出来るのか?するつもりはあるのか?覚悟はあるのか?

自問すれども自答はできず。

せめてお話は何時も胸に留めておこうと思います。








2022年12月9日金曜日

Dedication・・・吹上

 サッカーW杯は惜しくもベスト16で我らが日本代表は敗れてしまいました。PK戦にまでもつれ込んだのを是とすべきか、否か。来年はラグビーのW杯が行われます。前回はこちらもベスト16まで進出しましたが、ぜひともこの壁を打ち破って欲しいものです。


ところで先週の稽古でジム先生との雑談から「Dedication」というワードが出てきました。Google翻訳では献身とか奉納とかいう意味と出ますが、類語のDevotionでは信心、帰依、精進などと翻訳されます。

お話の内容的にはおそらく後者の意味だったのだと思います。(こういう時に英語が堪能だとニュアンスをその場で捉えられるのですが。。。)

要するにいろいろな技がありますけれど、ずっと遡ればある一つの動作に辿り着くのではないか?それをアホみたいに見えるほど一生懸命やる、ということです。それがわかっていたとしても、やはり道場で皆さんに伝える、級や段の審査のために技を覚えるのが優先されてしまい、大切なこと、これさえやっておけばということの重みが軽くなってしまっているのではないかという矛盾を感じています。

野球ならキャッチボールやティーバッティング、ゴルフなら素振り、サッカーならランニングやパス練習などズブの素人からプロの一流選手まできっちりやること。養神館では構えから基本動作がそれに当たるのではないでしょうか?

難しい技を覚えるのが目的ではなく、正しい身体操作ができて初めて複雑な技ができるようになるような気がします。



齋藤


2022年12月7日水曜日

Kazo 12/4

 ★少年部

全員でひと通り基本動作を行いました。

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前方回転受身では後ろ足を高く上げて回転するよう注意して稽古しました。


後半は分かれて審査稽古を行いました。

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★一般

単独でひと通り基本動作を行いました。

すべての動きで、動き出す時に前足の膝を曲げて重心をかけてから動作を行うように稽古しました。


技は全員で1本、「正面打ち二ヶ条抑え(二)」を行いました。

技の全ての動作も基本動作同様、前膝に重心をかけてから動作を行うようにしました。

↓の写真はその一部抜粋で、二ヶ条で締める時の動作です。

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後半は分かれて審査稽古を行いました。

2022年12月2日金曜日

技を信じる・・・吹上

今朝はサッカーW杯のグループリーグでドイツとスペインと同組になった我らが日本チームが堂々強豪二カ国を破り、予選突破、ベスト16になりました。

私は100%グループリーグ敗退を予想して疑っていませんでした。絶対に勝てるわけない、と思っていました。

ところがコスタリカにいいところなく負けておきながら、強豪国には2−1の逆転勝ち。

びっくりしたなんてものではありません。色々と要因はあるのでしょうがとにかくできればベスト8、あわよくば。。。これはいくらなんでも調子に乗りすぎ。キャプテン翼じゃないんですから。

今回の内容は「だから」ではないのであらかじめお断りしておきますね。

唐突ですが正面打ち・横面打ちの2の技、三ヶ条の2の一回目の引きとか打ち技の正面/側面入身投げについて、私も以前は相手の手を掴んで引っ張るということをやっていました。今、会員の皆さんにも結構同じ事を言って注意しています。

Q:なぜ引っ張ってしまうのか?

A:相手の手を掴んで引っ張った方が相手が動いてくれるから。

というのが予想される答えですが、実はそれが反対で掴んで引っ張る方が相手は重くなり自分は動きにくくなります。掴まない方が相手を軽く動かすことができ、自分も動きに無理が少なくなります。小手返しの崩しも同様で、相手の小手を引っ掛けるくらいでちょうどいい。

剣を扱うと本当によくわかりますが、柄を全力で握り込んでしまうと自分の上体が固まり剣が扱えなくなってしまいます。剣は掴まないわけにはいきませんが、軽くふんわり持ちインパクトの瞬間に握りを絞めるような感じが良いような気がします。剣の方では私も新米・初級者もいいとこですので、いつも力まないように先生から注意を受けています。ふと思い出したのですが、かつてのプロ野球打撃三冠王、落合博満のグリップも力んでなかったですね。

理(ことわり)通りに動くと自ずと相手が技にかかってしまう。合気道も形稽古ですからそういうことが繰り返し何度でも試すことができます。

ある先輩の言葉ですが「技を信じる」ということだと思うのです。自分の先入観や経験の範疇から抜け出さないと新しいことが身についていかない、教えの通りやってみる。自分の常識からかけ離れていて「そんなわけないよー」と思っていてもやってみる。そうすると意外にうまく技がかかったりする。すると楽しくなる。楽しくなるとどんどん稽古したくなる。そうすると少しずつ上手くなってくる。

こんなスパイラルでいきたいものです。


 齋藤