2017年4月19日水曜日

吹上同好会4/13~4/16

ソメイヨシノは盛りを過ぎて、葉桜になりつつあります。新芽の鮮やかな緑も見栄えしますよね。毛虫がぶら下がってくるのは少しナニですが。
私事ですが、左目にいわゆる「飛蚊症」の症状が出て見えにくくて仕方ありません。眼科に行ってみてもらいましたが、特効薬というものがないのだそうです。これを我慢しなくてはいけないのはかなりの難業。ときどき左目をつぶっていることがあるかと思いますが、このような理由であって決してウィンクしているわけではないのであしからず。

まず4/13の稽古から。この日は3名の参加で基本動作と基本技(正面打ち一か条押さえ1と片手持ち二か条押さえ2)を行いました。当たり前なのですが。。。正面を打つ、というのが常識的な社会人や心の清らかな少年にはとても抵抗がある行為なのです。皆さん、十中八九、「正面触り」です。たとえば正面打ち一か条抑え1なら仕手から正面を打ち相手を崩さないと、次の前進動作にスムーズに入れず、威力のないものになります。だから手が遅れる、前進が小さくなります。同じく2であれば相手からの正面打ちの威力を使えず手で引っ張ることになります。
悪人になれ、とは言いませんが、正面打ち・横面打ち・正面突きいろいろ打ち方はありますがしっかり打つことが自分のため、相手のためになりますので清らかな心に少しカバーをかけてしっかり打ち込みましょう。
今後この時間は演武大会までは演武稽古もやっていきますので出場者はどうぞご参加ください。

4/15。この日は演武大会で行う技を中心に稽古しました。少年部青帯さんはたぶん本格的に技だけやる稽古はこれが初めてだと思います。合気道にある技、何百とも何千とも聞かされていますがこれが第一歩になりますから親しみを持って稽古してくれたらと思います。もうひとつ、黄色帯以上は一つ一つの技を丁寧にやることを心がけましょう。号令を先生にかけてもらう場合、合わせようとする気持ちばかりが先走り、雑になってしまいます。号令にあわせるのも大切ですが、雑にやっていいということではありませんので、丁寧に、一つ一つの形を覚えましょう。
一般部では肩持ち側面入り身投げ1。肩を持たれた手に手を添えて前進して相手を崩しますが、添えた手で相手のひじの辺りをぐりぐりする技ではありません。立ってるものは親でも使えとばかりにそこにあるものをどうしても使いたくなるのは必定なのですが、あくまでも肩を利かせて相手を崩すのであって、トマホークチョップではないのであしからず。

4/16。座り技両手持ち天地投げ1。左右対称ということを合気道でよく言われますよね。呼吸法のときとか。この技もある意味左右対称だと思いますが、天地(上下)に切り分ける、一方の手は下、もう一方は肩と見た目にはそうでもないのです。でも人間というのは深層心理なのか、本能なのか、左右対称でバランスをとるようになってるんですね。下に切り下ろした手と同じ形で上に伸びてる。これも何度もやって体と脳みそにすり込むしかないのでまずは形を覚え、次に動きをつけて、最後に力の流し方、相手の崩し方を確認するようにしたらいかがでしょうか?でもこの日は上の手が呼吸投げみたいに外に出ている人がいなかったのでそれはGOOD POINT!!

演武会まであと1ヶ月ほどです。しっかり覚えてがっちり明龍館をアピールしましょう。

吹上同好会 斉藤


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