夏が終わりに近づいているのが日に日に実感されます。
しかし、どうして夏の終わりにまつわる歌は寂しげな歌詞が多いのでしょうか。暦の上では秋だから?しかし秋は実りの秋、おいしい物も出回るし陽気もいいし、秋こそエンジョイすべき季節なのですから「村祭り」のような楽しい歌が多くていいと思いますが。
歌の話はさておき、明龍館の合同審査がもう目前です!
本当にもう大詰め。痛いところや気になるところがあったら、身体をケアしてゆっくり休み、おなかを壊したり風邪をひかないように気を付けてください。
日曜日にリハーサルをしましたが、どうでしたでしょうか?
できたところは自信として、できていなかったところは注意ポイントとして受け止めていただければと思います。
今回吹上から帯の色を変えようとする人が2人、次回黒帯挑戦のための最終ステージの人が1人、指導員審査が一人ですが、皆さん今までの稽古の成果をしっかり出して、まさに「村祭り」の歌詞のように豊年満作な成果が出ればよいと思っております。
さて、合同審査準備以外の稽古はどうでしたでしょうか?
土曜日はジム先生が流山の指導でしたので私の指導で行いました。
少年部では夏休みの自由研究風に「回転動作はなぜつま先で回転しなくてはいけないのか?」を実証してみせ、それぞれ実際に試してみました。僕も露骨にかかとで回転するとどうなるのかわかりませんでしたが、まっすぐ圧力をかけられるとそれに負けてしまいますね。つま先で回転するから相手を前のほうに崩すことができる。
その動きを使い正面打ち一カ条抑え2、片手持ち四方投げ2、自由技で正面打ちの内よけの捌きと一カ条投げを行いました。若干マニアっぽかったのでわかりにくかったかな?
一般部は全員で基本動作、基本技を行った後、後半は審査稽古組と別れて行いました。
前回ジム先生のクラスで行った正面入り身投げ1の腰の動きを一カ条抑え1の切りおろしを使ってやってみました。なかなかイメージを伝えることが難しく、皆さんも表現が難しいようでしたが、要点は理解いただけたと思います。あとはもう自分が納得するまでやってみるだけ。技としては正面打ち一カ条抑え1と横面打ち正面入り身投げ1でした。
翌、日曜日は先週に引き続き坂戸とのダブルヘッダー。日曜日は若干涼しくて稽古しやすかったです。坂戸では横面打ち二カ条抑え2の立ち技を全員で行った後、審査稽古組と別れ、座り技でも行いました。久しぶりにジム先生の受けをしましたが忘れかけていた感触が蘇りましたよ。横面の打ち方がテニスラケットのスイングみたいにならないように。二カ条で切り下したときには十分に圧力をかけるように。そうでないと回転しながら手で引っ張るようになってしまします。その後、投げ技で横面打ち肘当て呼吸投げを行いました。またその流れで左でもやろうとしましたが、途端に皆さん「??????」。動きが止まってしまいました。明龍館名物、「左で自由技」の始まりです。かなり脳と体がかなりつながったのではないでしょうか?
吹上ではたまたま審査を受ける方が主な出席者でしたので、ほぼ全般審査稽古。
話しは変わりますが、土曜日の午後に各同好会代表に「明龍館 秋の合宿」のご案内を送付しました。吹上の皆さん、事前アンケートにご協力ありがとうございます。皆さん、快くお手伝いお引き受けいただけるということで感謝しております。合宿は吹上同好会の主催イベントです。吹上の全員でこの合宿を盛り上げていきましょう!!
また、貴重なご意見もいただいております。合宿の内容にできる限り反映させたいと思います。ありがとうございました。
吹上同好会 斉藤