★少年部
本日は、少年部を卒業して、残念ながら遠く離れてしまう会員がいるので、
「受けと受身」をテーマに稽古を行いました。
先週の審査も、受けを中高生にやっていただいたお陰もあり、
皆、見事合格でした
というわけで受けの役割はとても重要です。
技を理解していないといけないし、仕手がうまく技をかけられるように、陰で支える縁の下の力持ちみたいな存在です。家庭ではお母さんみたいな存在…と話しました(理解できたかな?)
技は「正面打ち一ヶ条抑え(一)」を行いました。
まずは、受けがどのように動くのか単独で稽古しました。
受けがどのように回って倒れるのか、回り方やその位置が正しければ、仕手はしっかり180度以上回転できることになります。
その後、相対で技を行いました。
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また、受身は日常で怪我をしないためにも、とても重要なので、
無理なく受身ができるよう、自分の体になじませるようにと稽古しました。
先日の大相撲の取り組みで、前方回転受身のような動きで受けをとった力士がいたので、その動画を皆で見てから、その動きをかかり稽古で行いました。
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またその後、「片手持ち肘当て呼吸投げ(二)」を行い、仕手は離脱、受けは先ほどの前方回転受身を行いました。
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最後に免状を授与し、笑顔で卒業して行きました!
お疲れ様でした!!
★一般
一般も、受けからの視点に立った稽古を行いました。
まずは「正面打ち三ヶ条抑え(二)」です。
単独で受けの動きを行い、受けがどの方向に倒れるのが一番スムーズか、そのために仕手はどのように誘導するのかを稽古しました。
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次に「後技両手持ち三ヶ条抑え(二)」
この技も受けの動きを行い、補助動作から三ヶ条に持つまでの受けの動きに対して、仕手はどのように誘導するのがいいのか稽古しました。
最後に「後技肩持ち三ヶ条(二)」
この技では、受けの肩の持ち方で仕手とのつながりがどのように違うのかを稽古しました。
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受けの持ち方(つかみ方)によって、仕手の力が発揮できるか変わるので、受けの役割は大きいです。