こんにちは!
明龍館初の海外遠征となりましたカナダ合宿が先日無事終了しました。
もちろん、99.9%合気道をやっていたと言って過言ではないんですが、
稽古以外のできごとも詳細にレポートしますので、
長いですがお付き合いくださいませ。
Day1
・・・この旅最大の緊張の瞬間です。
果たして出国できるのか!?
日本を出たことのない私は、緊張で小刻みに震えましたが、無事出国できました!
17:00頃に日本を出発して、同じ日の16:00にカナダに到着、というのは不思議な感じです。
無事にカナダに到着し、空港でお出迎えしてくれたのはジム先生のお父さまとお友達のグレッグさん!
手作り感がすごい(笑)ウェルカムボードを貼りつけたワゴンで、はるばる4時間かけて迎えに来ていただきました。
今回の合宿を通して、ジム先生のお父さまがドライバーをしてくださったのですが、
本当に長ーい距離を夜遅くまで運転していただいて、もう頭が上がりません!
それなのにいつも笑って「You are welcome!」といってくださるとても優しいお父さまなのです。
トロント空港から、泊めていただくジム先生のお母さまのお宅まで車で移動。
窓の外を見ながら、とにかくワーワー言ってました。
この日はだいぶ夜遅くにジム先生のお母さま宅に到着しました。さあ、明日に備えて就寝・・・
実は、お母さま宅の庭が湖(というかほとんど海にしか見えない・・・)に面しておりまして、
素晴らしいお宅なんですね。
で、明日の朝釣りをしようなんて話をしながら、長時間移動の疲れを癒します。
ちなみに、このタイミングで田畑先生の最初の
「人生考えちゃうよなー。」
が飛び出しましたが、
このあと数日間、そういうボタンがあるんじゃないかぐらいの頻度で同じセリフを言ってます。
そんな楽しい時間を過ごして、やっと就寝・・・
このお宅、尋常じゃない種類のお酒をストックしてます!
次から次に出てくるので、お酒を飲まない私にはなんだかわかりません。
とりあえず、田畑先生と井上先生が納豆の素晴らしさをアピールしていたのだけ覚えています。
異文化交流、素敵ですね。
早く寝ればいいのに。
Day2
さあ、みんな朝6時に集合して釣りだよ!
・・・誰も起きてないじゃないか!だから言ったのに!
この日はお昼過ぎまで自由時間なので、
次から次に繰り出されるお母さま宅のアクティビティを楽しみ、カナダの休日を満喫できました!
カヌーにも乗ります。
カヌー転覆の原因は花嶋さんです。
この何十秒か前に、私が魚を釣った証拠写真を撮ってもらったんですが、
水没しました。
無事でした。
でも、この後の惨事を知らない笑顔が切なすぎるので、
小さく載せておきますね。
そして、主に田畑先生がいろいろ尾ひれをつけた結果、
「ジャパニーズコメディアンがカヌーで前方回転受け身して、湖に飛び込んだらしいぜ。クレイジーだな!」
みたいな武勇伝が、カナダの合気道家の間で広まっているとかいないとか。
水泳で体力を消耗したあとは、昼食です。
実はこの日の朝も動けないくらいの朝食をモリモリいただいています。
この合宿中お腹がすいてた記憶がほとんどないくらい、たくさん食べさせてもらいました。
ありがとうございました!
稽古?してます、してます。
この日は、ウィンザーにある、Kevin Blok先生の中道館道場にお邪魔しました。
カナダでの初稽古で緊張しましたが、
いつもの体操から始まり、掛け声も「イチ、ニ、サン、シ・・・」だし、安心。
「マエゲリ!」
え?前蹴り?蹴るの?
「マワシゲリ!」
ま、回し蹴り?
眠れる股関節をたたき起こして、言われるがまま蹴ったあとは、基本動作です。
さすがにこれは同じだろう。
「180°カイテン!」
「テンカン!」
!!!?
ナンデスカソレ?ナンデスカソレー!!
すいません、よく覚えてないんですが、、、右左の複雑に入り混じったとてもおもしろい基本動作でした。
体力的にも日本での稽古に比べて、だいぶハードで(後方回転受け身で道場1周とか・・・)、
技に入る前に汗が止まりません。
で、いよいよ技に入るのですが・・・エイゴムズカシイデスネ。
「You SHITE?」
「OK?」
だけで、なんとかなりました。・・・いや、なってないけど。
でも、
中道館道場のみなさん、本当にやさしいです!
こちらから聞かなくても積極的に教えてくれます。
私も少年少女たちにとっても丁寧に教えてもらいました!
そんな優しい少年少女たちですが、かかり稽古になると、気合がすごいです。
「
え”え”え”-い!」
このかわいい子のどこからそんな声が!
で、このかかり稽古、長いです。15分くらい小手返しをやり続けます・・・。
いや、ホント、パワフルです。この道場!
そして、合気道に対する熱意、やる気が素晴らしい!
私も普段の稽古を反省しました。。。見習うところがとても多い、いい体験でした。
そんな力強い合気道家たちも、日本から持って行ったゲームや扇子にはしゃぐ姿はとてもかわいらしかったです。
Day3‐4へつづく
Photos by Hiroshi, Written by Komasaki