2018年2月26日月曜日

フルスロットル・・・2/22-25吹上同好会

暖かいような、寒いような微妙な陽気です。
僕は汗をかく方ですからかもしれませんが、稽古中汗が出るようになりました。全体的には気温が上がっているのだと思います。
梅だか桜の一種だかわかりませんが、通勤電車の車窓から神田川土手に花が咲いているのが見えます。春が近くまで来ているのが実感できます。

春と言えば新生活、新学年が始まる季節。何かを始めるには最高の季節ということで、先週、今週と少年部に体験者が来ています。
そして入会者も!!やりたいときが始め時。迷わず行けよ、行けばわかるさ。




そんななか、吹上同好会は3月24日の審査に向けて、審査稽古まっさかりです。
いや吹上ばかりではなく近隣の加須、熊谷も!
受けると決めた人、まだ決めかねている人、残念ながら今回は間に合わなかった人、それぞれですが、以下、審査の目的をもう一度確認してみましょう。

1.審査の目的

相手との優劣を争わない合気道には試合はありません。しかし、上達する過程にはそれぞれの節が必要です。自然にも季節、竹などにも節があり、段階があります。合気道も段階があり、1つ1つクリアーして実力を確認しながら進んで行きます。自らの実力を伸ばし、試すチャンスと捉えて下さい。(龍HPから引用)


ひとつひとつクリアしていく、これが大切。しかしそれぞれの体質、体格、体調、性格、環境によって進むスピードはまちまちだということを理解して欲しいなと思っています。学校ではないので卒業までに何段まで取らないと・・・とかありません。というより、卒業なんてないのです。期限を切られていないので自分が納得した時が審査を受けるときではないかと。
少し反対のことを言うようですが、スイスイ昇級、昇段している人はそれなりにやっていますから、まあ納得というところもあります。やっぱり稽古量が多いよね、とか、何見てるの?え、合気道のDVD??とか。それぞれの環境に応じてやっていただければとは思いますが、若干でもスピードをあげたい方はそれぞれできるところでなにか環境を変えてみてはいかがでしょうか?ただ体質・体格的に無理とか体調を無視してとかは百害あって一利なし。学業をさぼってまでなどは言語道断。仕事は・・・大人な皆さんにお任せします。生活の優先順位は人それぞれですから自分と向き合って。
2/22吹上 

2/24吹上 居残り稽古中


2/25加須
2/25熊谷


先週の稽古を通じて感じた僕の苦い経験を踏まえたいくつかの技のポイントを。
土曜日の一般部の稽古でジム先生から改めて指導がありました、肩持ち、胸持ち、肘持ちetcでの相手の腕の擦り上げですが、手で持ち上げないこと!まず軸足をひねり体の向きを変えて最後に後ろ足の位置を合わせる。腕を擦り上げたいのに足のこと言ってもしょうがないだろ?と言うなかれ。相手のこぶしがきちんと密着してつながっていればあら不思議。相手から擦りあがってくれますから。

それから、昇級・昇段の方は急激に技の数が増えて焦る気持ちはわかりますが、雑にやらないで。雑に覚えてしまった技は後で自分の足を引っ張ります。本当に僕はこれで泣きを見ました。その時の審査に通ってもその次の審査では馬脚を現してしまいます。(二)の技で回転の角度が少ないとか、(一)の技で切り下ろすとき前足の運びが小さいとか。むやみにそういうことを言っているわけではなく、回転や切り下しは相手を崩し、自分の次の動作につなげるものですから大事なんです。数値的なもの(回転角度は何度?何センチ前進するの?etc)より数多く技を色々な人とやって体感的に覚えていただければと思っております。

それではそれぞれの審査の日まで頑張りましょう。

さいとう



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