2021年4月20日火曜日

姿勢 4/17吹上&4/18坂戸


 今回の吹上同好会の稽古は熊谷同好会との合同稽古になりました。

稽古を通じてのテーマは「姿勢」。
稽古開始前の正座から道着の襟が自分の首筋に密着しているか、の確認から始まりました。
背筋を伸ばしてアゴを引く、たったそれだけでできることではありますが、気を抜けばすぐに元に戻ります。
姿勢を良くしても技に関係ない、などという考えをもし多少でも持っていたとしたらすぐに改めたほうが良いと思います。合気道の稽古は形稽古が主体であることは今更いうまでもないことです。形稽古であるならば正しい形・美しい形が正しい稽古の姿になります。
相手を投げ飛ばしたり、締め上げる。。。これが目的になるとどうしても力に頼ることになり、自然と前のめりになり身体の前面が強張り、物理的に相手が自分から離れていき却って投げにくい、締めにくい状態になります。背筋を伸ばし胸を開き、腰に力をためると相手が近寄ってくるように思います。
今回少年部で行った天地投げ、一般部で行った二ヶ条を思い出してみてください。投げる直前・締める直前に上体、腕、肩のそれぞれ前面に力が入った場合は、相手が離れてしまい、姿勢を正しくして腰に力が入った上体だと相手が逆に自分の両手の中で大きくのけぞり崩れた形になったり、自分の直下で締められていると思います。



集中しないとなかなか姿勢は維持できません。流行りの漫画ではありませんが「全集中」を心がけましょう。

翌日日曜は久しぶりに坂戸同好会にお邪魔しました。
久しぶりに拝見する方も多く、楽しく稽古させていただきました。

やはりここでも姿勢がテーマでした。
膝行法、姿勢が崩れやすいですね。ここでも「全集中 膝行」が大事です。



良い姿勢でなかなか軸も通っているように思います。

姿勢ができると回転動作にも生きてくる。
ジム先生の姿勢を良くみてください。襟が首に密着したまま回転するとこのようにきれいに回転できる、すなわち技がきれいに決まる、ということだと思います。

https://youtu.be/nel7Df2DoiE
簡単ではありませんがやればできるはず。

では来週も頑張りましょう!
齋藤





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