寒の戻りならぬ 暑の戻り。もちろん8月の暑さほどではありませんが、蒸し暑さが応えました。これからはますます涼しく、稽古するにはいい気候になってくるのでしょうが・・・。
少年部は二人の兄妹会員の入会後、また体験希望ということで一人稽古に参加、合計10名での稽古になりました。
まずは気をつけの姿勢から行い、養神館の場合の気をつけをやってもらいました。学校の体育などでやってるのとは違うかもしれませんが、これが養神館合気道ですので覚えてもらうしかないですね。続いては構え。これも養神館独特のものです。また右手・右足同時に出すなんてなんかおかしいと思ったかもしれませんね。要は慣れ。やっていくうちに様になってくるものです。基本動作は体の変更(一)を行いました。
先輩について教わっています。先輩も今まで身につけたノウハウを全部吐き出しています。結構意外な子が的確に教えていたりしてびっくりしました。
仕手の動きばかり気にしていると受けの取り方がわからなくなります。入り身して投げる、受けは反ってすぐに倒れない。実は後ろの方で新入会員の付き添いのお母さんと体験の子のお母さんも一緒に技を教えてもらっています。親子一緒にやればいいのに。
青帯以上は片手持ち自由技の要領で側面入り身投げを掛かり稽古で行いました。
こういう基本技からの応用も徐々にやっていくほうがいいのかなあと思っています。
一般部は今回,斜行、膝行、前方回転受け身、後方受け身、相対で体の変更、臂力の養成を行ってから、基本動作と技の関連性を試してもらいました。
今回は臂力の養成(1)から呼吸投げ。
どうです?投げられましたか?もう少し進んで剣取りからの呼吸投げ。投げる前に剣を取るのが一つの難関でした。。。指がなくなる人、多数(本身ならね)。相手の動きにシンクロすると取りやすいのですが。。。
sマは白帯ですがかなり投げる際の線が出ているし、受け身もすごく良くなってきました。
意外に黒帯の方は色々な情報が邪魔してしまうのか、線がぶれたり思った方向に投げられなかったり、でした。往々にして予備知識がないピュアな状態の方がうまく動けたりすることはありますね。
最後は正中線から体を外す稽古で正面打ち三ヶ条抑え(二)を少し行って稽古終了。
時間が足りなかったので途中で打ち切ったようになりましたので、またいつかじっくりやります。
秋の初級審査や冬の総合審査を受けたいと思う方は、稽古でも言いましたがもう準備を進めた方がいいと思います。ただ受けるにあたっては自分の技量が受ける段級に見合うものか、第三者の客観的な意見を求めてください。別にジム先生や私でなくてもいいです。会員の皆さんで技を見せ合い、お互いに忌憚のない意見を出し合ってください。けなすとか、褒めるとかそんなことではなく、お互いがお互いのために思ったこと、気になることを出し合ってください・遠慮もいりませんし、逆恨みもいけません。もう少なくても1年以上一緒に稽古した仲間です。オープンに!フランクに!しかし礼節は弁えて!!