2021年9月26日日曜日

基本・・・9/25吹上

 いよいよ秋も本当になってきて朝夕はひんやりします。金木犀はもう終わってしまい、彼岸花がカレンダー通りに咲き誇っています。

例年ですと全日本大会の演武稽古、コスモスフェスティバルの演武稽古、秋の合宿などイベントの目白押しなのですが昨年に引き続き今年も残念ながら各イベントは中止、または参加見合わせとなっております。以前はイベントが続くと忙しく面倒だとも思いましたが2年続けて何もなくなるとかえって寂しい感じがします。早くいつもの生活に戻れるといいですね。

少年部の稽古は10名で行いました。今月の新入会員は早くも4回目の稽古で先週から技も始めています。

今回の技は正面打ち一ヶ条抑え(二)です。回転の動作があります。打ち技の(二)の技の基本ですからよく覚えておいてください。



今回も紫帯がこの技間違っているケースがありました。基本的なことをさぁやってみなさい、と言われると意外に変なことを考えてしまい失敗する場合もあります。が、初級者に手本を見せる立場であることを忘れないでください。集中してせめてその時だけは間違えないように!

後半は分かれて審査稽古。


今年は少年部も秋に5級までの審査が受けられます。希望者はしっかり準備して受験できる実力をつけましょう。


一般部は15名の参加。久しぶりの方もいて楽しい稽古でした。
正面打ち一ヶ条抑え(二)を全員で行いました。
基本動作の臂力の養成(二)をはっきりと反映した形で行いました。今まで流してきてしまった部分ではないかと思います。今回をきっかけにきちんとした意味のある技であることが理解できたのではないでしょうか?

そのあとは分かれて審査稽古。



基本が大事、なんて言われなくてもわかっている方が多いと思います。
ただ、養神館合気道においてその「基本」の意味、何を表しているのか?きっちりわかる方はさほど多くはないのではないでしょうか?私も自信がありません。
この日、行った正面打ち一ヶ条抑え(二)の基本、養神館の基本動作のエッセンスがいくつも入っていましたが、日々の稽古でガッチリ意識して行っていたかと問われれば下を向いてしまうかもしれませんね。
確かにひとつひとつの基本動作の意味を言葉で表現できなくても身についてしまえばいいのでしょうが、ある程度は頭で理解してないと難しいでしょう。
基本動作や基本技は初心者がやるもの。。。これは事実です。基本から始めなければ先に進めませんから。しかし、初心者だけがやるものではありません。合気道に限らず何か物事がうまく進まない場合は往々にして基礎基本から外れている場合だったりします。
有段審査などより上位の段級を目指すには上積みが必要ですが、しっかりした基礎がなければなりません。
この日の稽古はそんなことを改めて思わされる稽古でした。

齋藤




2021年9月20日月曜日

調和・・・9/18吹上

 本日は台風の直撃が危ぶまれましたが、さほどの雨風もなくシルバーウィーク初日の稽古をつつがなく行うことができました。

3週間ぶりのジム先生の稽古でした。やはりジム先生の稽古はピリリと緊張感が違いますね!少年部は紫帯から白帯まで総勢9名で行いました。

初級者もいますのでまずは基本の「き」の字から。

続いてまず最初の技といえば「四方投げ」。今回は片手持ち四方投げ(一)と(二)を行いました。



意外にと言っては失礼ですが、白帯さんも飲み込みよくこなしていました。勘がいいのだと思います。ぜひこの調子でやってください。
現在、青帯以上の人は先輩として恥ずかしくない技を見せてあげてください。合気道の技はしてだけではなく受けも大切です。四方投げなんて簡単な技つまらない、初級者に教えるのは自分の仕事じゃないなどと思いながらやってたらそのような態度は他者から丸わかりです。それでも関係ねえと思っていたらテキメンに下級者からの軽蔑の対象になってしまいます。武道を嗜んでいると思うのであれば弱いもの、未熟なものの面倒をみましょう。
それが間違いなく自分の技量の向上につながります。

その後はそれぞれ分かれて審査稽古。
最後は体力づくり。「道場ダッシュ」

一般部は11名の参加。


上下の写真を見比べてどっちがより良いか、よくみてみましょう!

この日は一ヶ条の切り下ろしについて重点的に考えながら、工夫しながらの稽古でした。



白帯の方は余計なことを考えず、先生が示してくれた手本をできるだけ再現することに注力しましょう!今までやったことがないとか全く余計なことです。とにかくよくみて、やってみる。茶帯黒帯は色々な情報が身につき過ぎているので、それら情報をできるだけ削ぎ落として必要な情報、使える情報だけを残しておいてください。それと茶帯黒帯の方に言いたいのは楽な稽古をしないということ。体力的な点は仕方ないです。怪我をしてまでやれとは口が裂けても言いません。楽をしないというのは今まで自分がやってきたことを白紙に戻してその時々の稽古でやることを身につけるということです。「今まではこうだった」「このやり方で審査も通った」でやっていたら進歩がないんです。このPCの時代に使い慣れているからとワープロを使い続けるのはナンセンスということです。pcもソフトウェアが日々更新されています。時代の流れ、時間の流れに調和して常にアップデートしていきましょう。

調和というワードが出ましたのですが、この日の稽古の最後にジム先生から号令をかけずお互いに合わせて正座をするように言われました。お互いがお互いに合わせる。相撲の立ち会いもそうですが、呼吸を合わせるということが大事ですね。最近稽古中にそのあたりが曖昧になってきていて、各々が銘々、自分のタイミングで技をかけたり受けたり、挨拶なども同じくで、稽古技に行う挨拶も自分のペースで行っているように見受けられます。
合気道は呼吸が大事。呼吸があえば技も冴える。挨拶から見直してみましょう。

齋藤
















2021年9月18日土曜日

Kazo 9/12

 ☆少年部

正座法で “礼” をする動作は、礼法の審査項目にしっかりとあるので、

その動作の注意点を意識して稽古しました。


前方回転受身、白帯は特に伸ばす足に注意して行いました。

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基本動作連続組と臂力の養成()組とに分かれて基本動作を行いました。


全員で「座り技正面打ち一ヶ条抑え()」を行いました。

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残り時間は、10月の審査受験予定者は審査稽古、それ以外の少年部は「正面打ち自由技」を行いました。



☆一般


本日の技:

「後ろ技両手持ち一ヶ条抑え(一)」

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「後ろ技両手持ち三ヶ条抑え(二)」


最後は、「後ろ技の自由技で入り身投げ」をかかり稽古で行いました。

2021年9月15日水曜日

Using the whole body as one

Working on sankajo this morning in Omiya.

For the upper body we went through details of the block, crossing of hands, sliding to the elbow, stable wrist, rotating, raising and cutting down part. As for the lower body, direction of the back foot, circling around, use of the knee, direction and rotation of the hip while sliding forward diagonally to cut down. Same movement in many of the techniques, today just happened to be yokomen uchi sankajo osae ichi
 

2021年9月12日日曜日

今週も体験者がきました・・・9/11吹上

 寒の戻りならぬ 暑の戻り。もちろん8月の暑さほどではありませんが、蒸し暑さが応えました。これからはますます涼しく、稽古するにはいい気候になってくるのでしょうが・・・。



少年部は二人の兄妹会員の入会後、また体験希望ということで一人稽古に参加、合計10名での稽古になりました。

まずは気をつけの姿勢から行い、養神館の場合の気をつけをやってもらいました。学校の体育などでやってるのとは違うかもしれませんが、これが養神館合気道ですので覚えてもらうしかないですね。続いては構え。これも養神館独特のものです。また右手・右足同時に出すなんてなんかおかしいと思ったかもしれませんね。要は慣れ。やっていくうちに様になってくるものです。基本動作は体の変更(一)を行いました。

先輩について教わっています。先輩も今まで身につけたノウハウを全部吐き出しています。結構意外な子が的確に教えていたりしてびっくりしました。


仕手の動きばかり気にしていると受けの取り方がわからなくなります。入り身して投げる、受けは反ってすぐに倒れない。実は後ろの方で新入会員の付き添いのお母さんと体験の子のお母さんも一緒に技を教えてもらっています。親子一緒にやればいいのに。


青帯以上は片手持ち自由技の要領で側面入り身投げを掛かり稽古で行いました。

こういう基本技からの応用も徐々にやっていくほうがいいのかなあと思っています。


一般部は今回,斜行、膝行、前方回転受け身、後方受け身、相対で体の変更、臂力の養成を行ってから、基本動作と技の関連性を試してもらいました。










今回は臂力の養成(1)から呼吸投げ。


どうです?投げられましたか?もう少し進んで剣取りからの呼吸投げ。投げる前に剣を取るのが一つの難関でした。。。指がなくなる人、多数(本身ならね)。相手の動きにシンクロすると取りやすいのですが。。。

sマは白帯ですがかなり投げる際の線が出ているし、受け身もすごく良くなってきました。

意外に黒帯の方は色々な情報が邪魔してしまうのか、線がぶれたり思った方向に投げられなかったり、でした。往々にして予備知識がないピュアな状態の方がうまく動けたりすることはありますね。

最後は正中線から体を外す稽古で正面打ち三ヶ条抑え(二)を少し行って稽古終了。

時間が足りなかったので途中で打ち切ったようになりましたので、またいつかじっくりやります。


秋の初級審査や冬の総合審査を受けたいと思う方は、稽古でも言いましたがもう準備を進めた方がいいと思います。ただ受けるにあたっては自分の技量が受ける段級に見合うものか、第三者の客観的な意見を求めてください。別にジム先生や私でなくてもいいです。会員の皆さんで技を見せ合い、お互いに忌憚のない意見を出し合ってください。けなすとか、褒めるとかそんなことではなく、お互いがお互いのために思ったこと、気になることを出し合ってください・遠慮もいりませんし、逆恨みもいけません。もう少なくても1年以上一緒に稽古した仲間です。オープンに!フランクに!しかし礼節は弁えて!!