本日は台風の直撃が危ぶまれましたが、さほどの雨風もなくシルバーウィーク初日の稽古をつつがなく行うことができました。
3週間ぶりのジム先生の稽古でした。やはりジム先生の稽古はピリリと緊張感が違いますね!少年部は紫帯から白帯まで総勢9名で行いました。
初級者もいますのでまずは基本の「き」の字から。続いてまず最初の技といえば「四方投げ」。今回は片手持ち四方投げ(一)と(二)を行いました。意外にと言っては失礼ですが、白帯さんも飲み込みよくこなしていました。勘がいいのだと思います。ぜひこの調子でやってください。
現在、青帯以上の人は先輩として恥ずかしくない技を見せてあげてください。合気道の技はしてだけではなく受けも大切です。四方投げなんて簡単な技つまらない、初級者に教えるのは自分の仕事じゃないなどと思いながらやってたらそのような態度は他者から丸わかりです。それでも関係ねえと思っていたらテキメンに下級者からの軽蔑の対象になってしまいます。武道を嗜んでいると思うのであれば弱いもの、未熟なものの面倒をみましょう。
それが間違いなく自分の技量の向上につながります。
その後はそれぞれ分かれて審査稽古。
最後は体力づくり。「道場ダッシュ」
この日は一ヶ条の切り下ろしについて重点的に考えながら、工夫しながらの稽古でした。
白帯の方は余計なことを考えず、先生が示してくれた手本をできるだけ再現することに注力しましょう!今までやったことがないとか全く余計なことです。とにかくよくみて、やってみる。茶帯黒帯は色々な情報が身につき過ぎているので、それら情報をできるだけ削ぎ落として必要な情報、使える情報だけを残しておいてください。それと茶帯黒帯の方に言いたいのは楽な稽古をしないということ。体力的な点は仕方ないです。怪我をしてまでやれとは口が裂けても言いません。楽をしないというのは今まで自分がやってきたことを白紙に戻してその時々の稽古でやることを身につけるということです。「今まではこうだった」「このやり方で審査も通った」でやっていたら進歩がないんです。このPCの時代に使い慣れているからとワープロを使い続けるのはナンセンスということです。pcもソフトウェアが日々更新されています。時代の流れ、時間の流れに調和して常にアップデートしていきましょう。
調和というワードが出ましたのですが、この日の稽古の最後にジム先生から号令をかけずお互いに合わせて正座をするように言われました。お互いがお互いに合わせる。相撲の立ち会いもそうですが、呼吸を合わせるということが大事ですね。最近稽古中にそのあたりが曖昧になってきていて、各々が銘々、自分のタイミングで技をかけたり受けたり、挨拶なども同じくで、稽古技に行う挨拶も自分のペースで行っているように見受けられます。
合気道は呼吸が大事。呼吸があえば技も冴える。挨拶から見直してみましょう。
齋藤
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