この過去3年はコロナ禍により活動自粛や、規模の縮小など今まで当たり前だったことが当たり前でなくなってしまうという今まで経験したことのない世の中で過ごして来ました。
その間、思い返すといいことも悪いこともありました。
合気道においては最初の一年は全ての活動ができないような状態だったかと思います。審査もなし、演武会もなし、稽古ですらできたりできなかったり、でした。
それでもジム先生の工夫でリモートでの稽古や体力作りなどに励めたと思います。また活動自粛の期間に様々な理由で会を離れて行った仲間もいました。反面、変わらず続けている仲間もいます。合気道ができないのであれば他にできることを、ということで新たに何かを始めた方もいるかもしれません。逆に自宅で深く自分の合気道を見つめ直していた方もいるかと思います。
そんな時期を経て、今年は演武会こそなかったものの全ての審査会(明龍館合同を含めて)を行い、人数制限があったものの合宿も復活しました。もうほぼコロナ前に合気道の環境が戻って来たと思います。
そんな2022年の最後に行う審査が吹上では12月17日に行われます。
職場や学校、家庭の状況が変わり、稽古が思うようにできなかった人、それでもなんとか都合をつけてやって来れた人と様々ですが、できなかった人を悪様に思うつもりは全くありませんし、変わらずやって来れた人を殊更に持ち上げるつもりもありません。
それぞれができる範囲で今までやって来たことを、ただやるだけ、それだけだと思います。
審査の会場に立たず、今回の審査を見送る決断をした方もいるかと思います。それも自分で自分を審査した結果かと思います。ただいつかは自分の修行の成果を客観的に他者から判断してもらうことが必要かと思います。そのつもりで稽古に励んでください。
今回受ける方は頑張ってください。次回以降、受ける方は受けられるタイミングで頑張ってください。
齋藤
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