2021年5月23日日曜日

ドアは開けたまま。 5/22吹上・熊谷合同稽古

 今年は例年より早く梅雨入りするようです。しかも梅雨が長いとか。本日ももはや梅雨みたいなジメジメ蒸し暑い陽気でした。若干小雨も降っていたようですが窓全開、いろいろなドアも開けたまま稽古しました。

私などは湿度が50%以上、気温が24度以上になると途端に機能低下してしまいますが、人によっては梅雨時期は雨が降っていることであまり暑さを実感しない方もいます。ただ、この時期は熱中症のリスクが高くなります。あまり暑さを感じない上に湿度が高く乾きを感じにくいので、水を飲まないことで脱水しやすいようです。稽古前、家を出る時には十分に飲水してお出かけください。中高年は尿管結石のリスクも上がります。これは七転八倒の痛みです。経験者としては2度と同じ目には会いたくありません。こちらも気をつけてください。


さて今週の稽古ですが少年部は坂戸・熊谷・吹上の子供達が集まり行いました。

内容は;

ランニング

構え

正座法:座る時と起立のそれぞれ1は腰を伸ばして体をたてること

受け身

基本動作連続:他人を覗かず自分でできるようになりましょう。

技:

片手持ち側面入り身投げ(2)・・・全員

両手持ち天地投げ(2)・・・全員

紫帯・茶帯は座り技の三ヶ条、四ヶ条を行いました。






青帯さんは頑張れ、頑張れ。色帯はもっと自信を持って。紫帯はできる技も増えてきているからこそ丁寧に。

一般部は熊谷5名、坂戸2名、吹上5名で行いました。

斜行・膝行法、基本動作のあと、後方受け身を四方投げの受けの要領で行いました。まだ四方投げを受けたことのない白帯の方もいましたが、多少混乱されていた方も見受けられました。


その後は技にはいり、半身半立ち両手持ち四方投げを全員で行いました。仕手も受けも楽ではない技ですので、Facebookの明龍館のページにジム先生のお手本動画をアップしてありますのでおさらいしてみてください。



 

これ以降は白帯組と黒・茶帯組に分かれてそれぞれ

白帯:両手持ち四方投げ(1)と(2)

黒・茶帯:半身半立ち片手持ち四方投げ(1)、(2)

を行いました。

合気道のどの会派でも初歩の段階で習う技が四方投げです。ただし座り技(半身半立ちですが)で行うのはこの3種類のみです。勉強不足ですが養神館だけに限らずその他の会派でもそうだと思います。立ち技とは異なる部分も多々ありますが丁寧に相手を導くように、力技で倒さないように工夫してみましょう。

最後は離脱法を行って終了。


本日行った半身半立ちの四方投げは昇段の技ですので、茶帯の方もあるいは自分のこととして捉えていないかもしれません。白帯の方は尚更かも。でもちょっと待ってください。この技が昇段の技と言ってるのは単に審査科目の上のことです。

誰がやったっていいんです。誰だってできるんです。いろいろ合気道の動き、決まり事がわからなければ難しいし時間がかかるのは当然ですが、「一般部の技だから」「黒帯の技だから」と言って可能性に蓋をしないでもらいたいな、と思っています。学校や会社ですと進学や昇進、昇給がちらついて失敗したくない、上手くやりたい気持ちになると思いますが、幸いなことに道場は学校でも会社でもないので稽古の上でどんなに失敗しても減点になりません。気持ちを楽にして新しく難しいチャレンジに対して心のドアを閉めずTry&Errorでどんどん新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

斉藤





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