すでに明龍館ブログやインスタでご存じの方も多いと思いますが、8/17は英国🇬🇧初心館の皆さんとの交流会が春日部で行われました。稽古と懇親会で楽しく過ごしました。国内外の他道場の方と交流が持てるのは視野が広がるようでとてもよいと思います。
懇親会には全員で50名以上の参加者がありびっくりしました。おそらく明龍館始まって以来の参加者数だったと思います。
さてその懇親会の興奮も冷めやらぬ中(個人的感想)、蒸し暑〜い熊谷で稽古がありました。熊谷場所に参加しているコアメンバーはほぼ出席。暑いところ本当にお疲れ様です。
内容としては
・構え&臂力の養成・・・2人1組で腰のところの帯を下に押し付けて腰に力が溜まる感覚を養う。また膝の働きで腰に力を入れる動きも行う
・2組に分かれ一般昇級の技を中心に技の流れと細かいところを理解する稽古・・・審査稽古では流れ重視、とにかくそれらしく見せるような稽古に終始しがちですが、審査後ですので技の理合、というと大袈裟かもしれませんが身体のどの部分が作用してどんな動きをすると技になるのか、というようなことを何となくでも考えながら稽古していただければと思います。
続いて8/24は稽古前から外の雲行きが怪しく、南の方から通って来られる佐藤先生が家を出る時は豪雨だったとか。稽古初めの頃はカンカン照りでしたが、みるみるうちに雨雲が広がり夕立となり、落雷の影響か停電してしまい、水銀灯っていうのでしょうか、明るくなるまで時間のかかる電球を使用している柔道場は薄暗がりの中でしばらく稽古しました。またこの日から靖国神社奉納演武の稽古が始まりました。
稽古の内容は
<学生クラス>
・ウォーミングアップ 猛暑バージョン
・前方回転受身&後方受身・・・後or前から不意に押してもらいそれに応じて受け身を取る
・正面突き小手返し・・・基本技ではなく護身的な動きでした。演武では短刀で行います。護身的な動きである以上、途中で止まったりできませんのでしっかり動きをできるだけ早いタイミングで覚え、見る人がわかるような技にしましょう。
・二ヶ条・・・肩持ちから殴りかかられ、その手を捌いて二ヶ条にとる。基本技とはだいぶ違いますので考えすぎず、かといって二ヶ条はきちんと取りましょう。少し基本から離れると途端に技が曖昧、悪くいうと適当になる傾向があります。二ヶ条なら二ヶ条をきちんと決められるように。
・四方投げ・・・やはり肩を持たれてからフック気味のパンチを捌き四方投げ。
どの技も手先でやると見た目に弱々しく見えます。重心移動、入身、捌きをきちんと行いましょう。
いずれの技も演武参加組と初級組にわかれてそれぞれ理解を深めました。
今週も親子での見学の方がいらしてましたが、お子さんがちょっと尻込みしてしまったのか体験まではなかなか、、、といったところでした。ともかく何をやってるかだけでもみていただけたので、良かったと思います。
<一般部>
・斜行、膝行法、前方回転受け身、後方受身
・臂力の養成(相対)
・後技両手持ち三ヶ条抑え(二)・・・補助動作をしっかり。持たせた手も使って三ヶ条を締める。
・三ヶ条投げ・・・しっかり三ヶ条で絞って相手を動かし反動を生かして投げる
・掛かり稽古・・・片手持ち四方投げ〜隅落とし
例年ですとお盆を過ぎれば何となく秋っぽくなるものですが、今年は焦げるような暑さが続きます。もう少しの間、しっかりと給水しながら稽古頑張りましょう。ただ無理はしないように。まずくなりそうかな?と思ったら早めに指導者に伝えて休んでください。
ところでこれからしばらくは初級の方以外は審査がありませんので、目標というか何をやるか?が少し曖昧になってきがちです。そんな場合にただ受動的に教わってばかりではなく、前述しましたが自分で考えてみることも長い目で見れば大切ではないかと思います。ただ、考えすぎず、もちろん色々な人の考えやアドバイス、技の感覚などもよく参考にすると何となく今までとは違うものが見えたり、感じ取れたりするものです。
靖国奉納演武、しっかり準備しましょう!
齋藤